建築する前の土地の探し方について解説!

こんにちは。

カナリアペイントです。

本日は、タイトルにもある通り

「建築する前の土地の探し方について解説!」

ということで、

・用途地域に合わせた選び方

・調整区域の条件

について話していきたいと思っています。

それでは建築を始める前に土地を選ぶ際、いくつかの重要な点があります。土地についての基本的な要素や考慮すべき事項を簡単に説明しますね。

1. 土地の用途地域

土地には用途地域というものが定められており、住宅地や商業地、工業地などの用途が決まっています。用途地域によって建てられる建物の種類や建ぺい率、容積率が異なるため、希望する建物がその土地に適しているかを確認することが重要です。

2. 地盤の強さ

土地の地盤がしっかりしているか、または地震に強いかどうかを調べることも大事です。特に震災後は、地盤調査を行い、必要に応じて改良を加えることが求められる場合もあります。

3. 交通アクセスと周辺環境

近くに駅やバス停、スーパーや学校などの施設があるかを確認しましょう。また、交通の便や周辺の騒音、治安なども暮らしやすさに影響します。

4. 土地の形状と寸法

土地の形が不整形の場合、建物の設計に制限が出ることもあります。正方形や長方形の土地が一般的に建築には適しており、土地の広さや間口も重要です。

5. 水はけや排水

土地が水はけの良い場所かどうかも重要なポイントです。湿気や水害に悩まされるような場所では、建築後に問題が発生することがあります。

6. 法律や規制

土地に対して建築基準法やその他の地域ごとの規制が適用されている場合もあります。例えば、建物の高さ制限や日照権、隣地との距離などが関係してくることがあります。

7. 環境条件

周囲の環境にも配慮が必要です。例えば、土地が住宅地であれば、周囲の建物の密度や高さも考慮することが求められます。さらに、自然環境(風や日光の入り方)にも気をつけて、快適に過ごせるかをチェックすることが大切です。

8. 予算と購入価格

最後に、土地の価格が予算内であるかどうかを確認することも重要です。土地代に加えて、登記費用や税金、整地費用なども考慮に入れましょう。

これらのポイントを確認したうえで、土地を選ぶことが大切です。希望の土地が見つかったら、次は建築計画を進めていきましょう。

それでは、まず1つ目は・・・

◆1.用途地域に合わせた選び方について

まず、用途地域とは、何かについて説明していきます。

§用途地域とは

→都市計画法にい基づいて定められた土地利用のルールのこと。

また、市街地の環境を維持増進するために市街化区域を13種類の地域に分けたものをいいます。この制度は地域ごとに、住宅、商業施設、工場など建築できる建物の用途を定めたり、面積や高さなどの建築制限を設けたりすることで計画的な街づくりを実現し、適切な土地利用を促進することを目的としています。

<用途地域の13種類について>

(住居系)→それぞれ高さ制限などが異なる。

・第一種低層住居専用地域
・第二種低層住居専用地域
・第一種中高層住居専用地域
・第二種中高層住居専用地域
・第一種住居地域
・第二種住居地域
・準住居地域
・田園地域

(商業系)→住居を建てることができる。
・近隣商業地域
・商業地域

(工業系)→工業専用地域を除いて住居を建てることができる。
・準工業地域
・工業地域
・工業専用地域

ここで、気になるのが、なぜ用途地域を知っておく必要があるのかについて解説します。

それは・・・

「不動産投資において、用途地域の理解は投資判断の根幹を成す重要な要素となるから」

です。

皆さんも不動産投資について気になっている方も多いですよね!

近年は、投資ブームなどで多くの方が何かしら投資をしていると聞く時代にもなります。

まわtリに、ビットコイン、株取引などやっている方いませんか?

今回説明する用途地域は投資戦略に大きな影響を与えます!

というのは、用途地域ごとに建ぺい率や高さ制限が異なり、建物の種類や用途も限定されているからです。

これは、用途地域は周辺環境にも直結します。

商業地域では繁華街やオフィスビルが集中し、騒音や人通りが多くなりますが、住居系地域では閑静な環境が整っているため、物件の用途や入居者層に応じた適切な地域選択が必須となります。

つまり、用途地域の特性を理解することは、投資物件の価値や収益性を左右するものになるため慎重に考える必要があります。

以下に各用途地域の特徴を添付しておきます。よかったら確認してみてくださいね!

用途地域の概要についてお話してきましたが、詳しく知りたいとかになったらどうすればいいのかですが

最も信頼性の高い方法は、

各自治体の建築局や都市計画課に直接問い合わせる

ことです。これらの部署では、常に最新の都市計画情報を管理しており、特定の土地における用途制限や、その他法令による制限を詳しく把握しています。

近年では各自治体がウェブ上で都市計画情報を提供しているケースもあり、

オンラインで簡単に確認することも可能

です。

◆2.市街化調整区域の条件について

→ここでは、建築するうえで知っておきたい知識としてまず、市街化調整区域とは何かについて説明しますね。

§市街化調整区域とは

→都市計画区域のうち、市街化を抑制すべき区域のこと。

簡単にいうと、都市や町などの成長や開発を管理するために設定された地域のことです。

なぜ、これがあるのかというと都市計画や土地利用の観点から、まだ開発が進んでいない自然環境を保護し、バランスの取れた発展を目的としているためです。

これがないといたるところに家や建物などがたち、自然保護ができなくなるからです。

ただ、絶対にダメというわけでもなくどうしても建築したいというとなれば

であれば開発してOKということになります。

基本日本は、許可制ばかりで大変ですね。( ;∀;)

ただ、許可もいらないものも実はあります。

それは・・・

ということで、本日の解説はここまで。

なかなか法律の勉強かというくらい法律が出てきましたが、しっかりと理解して建築する前に把握しておきましょう。

それでは、またの記事でお会いしましょう!(^^♪