皆さん、こんにちは。
カナリアペイントです。
本日も、ブログの投稿していきたいと思います。(^^)/
最近、記事の内容どうしようかなって迷っていたんですが、意外と知らない物件購入の知識として
「躯体とは?」
「物件の各構造におけるメリット、デメリット」
について解説していこうと思います!
まず、皆さん、躯体とは何か知ってますか?
まず、そもそも知識の無い人はこの漢字すら読むことができないのでないでしょうか?
まず、この躯体は「くたい」といいます。
◆1.躯体とは
§躯体とは・・・
→建築物を構成する主要な部分である基礎や柱、梁(はり)、壁などのことを指します。英語では”Structure”と表現され、建築物の骨組みや土台といった概念を含んでいます。
具体的には以下の要素が含まれます。
- 基礎:建物を支える土台部分。
- 柱(はしら):建物の重さを支え、上部構造を支持する部分。
- 梁(はり):柱と柱を結び、荷重を分散する部分。
- 壁:空間を区切り、プライバシーを保護するとともに、建物の強度を保つ部分。
これらの要素は、建物全体の強度や耐久性、さらにはデザインに大きく影響します。このため、躯体は建築における最も重要な要素の一つと言えるでしょう。
また、躯体(くたい)の各項目の主な要素について詳しく解説していきますね。
1.基礎
→建築物の「躯体」の中でも、基になる部分は「基礎」です。これは、建築物全体の重量を支え、地面に均等に伝える役割を果たします。また、地震などの外力から建物を保護する大切な役割も担っています。
建築物の種類や規模、地盤の状態によって、基礎の形状は以下のように異なります。
- 杭基礎:地盤が弱い場合や高層ビルで使用。地盤の深部まで杭を打ち込む。
- 板基礎:地面全体にコンクリート板を敷き、そこに建物を建てる。地盤が安定している場合に適しています。
- ストリップ基礎:建物の周囲だけに基礎を設ける方法。住宅など比較的小規模な建物で採用されます。
基礎がしっかりと設計、施工されていることは、建築物全体の安全性に直結します。
2.柱や梁
→柱や梁は、躯体を構成する主要な要素です。柱は主に建物を支える役割を持つ垂直の構造体で、梁は柱と柱を結ぶ水平の構造体で、天井や床を支える役割を担っています。建物の種類や規模により使用する材料は異なりますが、木造なら木材、鉄骨・鉄筋コンクリート造では鉄やコンクリートが使われます。
これらの柱や梁は、建物の強度や安全性を確保し、地震や風など外部からの力に耐える基盤となっています。また、配置や形状によっては、空間デザインの一部ともなり得ます。
3.壁
→躯体の主要な要素として、「壁」があります。これらは建物の安全性や耐久性を担保する役割を果たします。これは建物の骨組みを形成し、外部からの力に抵抗する役割があります。外壁は風雨に耐え、内壁は部屋の間仕切りとなり、音や温度の調節も担当します。これらがしっかりと機能することで、建物全体の安全性や快適性を保つことができます。
かだ、注意してほしいのは、今回紹介した躯体(くたい)と見分けがつかない似たようなものがあります。
それは・・・・・・・・・・・・・
「内装」や「仕上げ材」
です。
それぞれについて詳しく解説しますね。もし業者さんなら当たり前に知っているかと思いますが、この記事はあくまで無知な方でも物件の売買、住宅を購入できるような支援を目指します。
なので、お手柔らかに。ですが業者さんの方でも、復習がてら見てくださいね。新しい知識見つかるかもです。(^^)/
§内装とは・・・
→建築物の内部空間を美しく、快適にするための要素で、壁紙や床材などを指す。これらは建物の主要な構造部分ではなく、見た目や利便性を向上させる役割がある。
次に・・・
§仕上げ材とは・・・
→躯体に直接取り付けられるもので、天井材や外壁材などが該当します。これらもまた建築物の基本構造には含まれず、防水性や耐久性を高める役割を担うもの。
今回いろいろ紹介したのでまとめておきますね!
まとめるとこちら!!!!!!!!!!!!!!!
次に、躯体の種類と構造の違いやメリットデメリットについて解説しますね!
◆2.躯体の種類と構造の違いやメリットデメリットとは
§木造とは・・・
→木造躯体とは、その名の通り、木材を主に用いて建築物の構造体を作る方法です。日本では古くから普及しており、伝統的な和風建築にその特徴が見られます。
<木造のメリット>
・何といっても木材の持つ自然な風合いと温もりがある。
・適度な柔軟性を持つため、地震への耐震性が比較的高い。
・木材は再生可能な資源であるため、環境負荷が少ない。
<木造のデメリット>
・木造躯体の欠点としては耐火性が低いこと
・加工や組立に手間がかかること。
・腐食や虫害に対する対策も必要となる。
まとめると、こんな感じ。
§鉄骨造とは・・・
→鉄骨造とは、建築物の枠組み(躯体)に鉄骨を使用したものです。
<鉄骨造のメリット>
・高い耐震性と耐火性が特徴で、一般的にオフィスビルや商業施設など、大きな建築物によく用いられる。
<鉄骨造のデメリット>
・錆びる危険性がある。
・定期的な塗装や防錆処理が必要となる。
§鉄筋コンクリート構造とは・・・
→通称「RC造」や「鉄筋コン」などとも呼ばれています。この躯体は、コンクリートと鉄筋を組み合わせた構造物である。具体的には、鉄筋を組んだ後、その上からコンクリートを流し込むことで躯体を形成します。
<鉄筋コンクリート構造のメリット>
・強固な耐久性と耐火性がある。
・強度と弾性を兼ね備えた高い安全性がある。
・地震に対する耐震性もある。
・高層ビルや大規模な商業施設などによく使用される。
<鉄筋コンクリート構造のデメリット>
・建築時に手間と時間がかかる。
・老朽化による補修や改修が難しい。
・コストがかかるため、一般住宅ではあまりない。
まとめるとこんな感じ。
ということで、耐震性重視なら、おすすめ。(^^)/
お金はどんなにかかってもいいから耐震はなんとかしてほしいという方はこれも選択肢の一つにしよう!
そして、最後2*4構造についてです。
§2*4構造(ツーバイフォー構造)とは・・・
→床や壁などの「面」で建物を支える「面構造」のこと。
建築基準法上の正式名称は「枠組壁工法」といいます。
名前のとおり、サイズが約2インチ×約4インチなどの木材を組んで『枠組』をつくり、この枠組に『構造用面材』を接合して剛性の高い版(ダイアフラム)を構成し、それらを専用の金具・金物などで一体化して、頑強な六面体構造を形成する工法です。
ちょっと、意味わからんので、絵で説明しますね。(^^)/
引用:画像提供/日本ツーバイフォー建築協会
<2*4構造(ツーバイフォー構造)のメリット>
・地震や台風などの外力を1点に集中させず、バランスよく分散させて建物の変形や崩壊を防ぐことができる。
・気密性も高く、優れた耐火性、省エネルギー性、遮音性などを備えている。
・一度利用した木材のリサイクルや、廃材をエネルギーとして活用することができる。
・CO2を吸収して樹体内に炭素として貯蔵し、製材後もストックし続ける。それによって二酸化炭素削減にもなる。
<2*4構造(ツーバイフォー構造)のデメリット>
・建設コストを構造体で削減できない。
・坪単価100万でも50万でも構造体にかかるコストは同じ。
引用:画像提供/日本ツーバイフォー建築協会
ということで、本日の投稿は以上になります。
今回は特に、構造について解説しました!皆さんも構造のメリット、デメリットを知って賢く物件、住宅を買いましょう!